L-ピペコリン酸およびL-プロリンの生成に関わる多機能性酵素
立命館大学生命科学部 ◇ 〒525-8577 滋賀県草津市野路東一丁目1番1号
発行日:2015年6月25日
光学活性なアミノ酸およびそれらの誘導体は,医薬品工業や化学工業における合成中間体として有用である.酵素や微生物を用いたキラル化合物合成法の開発は低環境負荷型の技術として今後ますます重要になると思われる.また,生体における生理的な面からもキラル化合物およびその生合成に関与する酵素の果たす役割は興味深い.本稿では,α-ケト酸とメチルアミンからN-メチル-L-アミノ酸を立体選択的に生成する活性を持つとともに,Δ1-ピペリデイン-2-カルボン酸ならびにΔ1-ピロリン-2-カルボン酸の不斉還元を触媒し,L-ピペコリン酸およびL-プロリンを生じる多機能性酵素に関する研究を紹介する.
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