Online ISSN: 2189-0544 Print ISSN: 0037-1017
公益社団法人日本生化学会
Journal of Japanese Biochemical Society 88(1): 36-43 (2016)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2016.880036

特集

IMMオミックスリファレンスパネルの取り組み

岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構生体情報解析部門 ◇ 〒028–3694 岩手県紫波郡矢巾町西徳田2–1–1

発行日:2016年2月25日
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ヒトの疾患の発症にはゲノム多型による先天的な影響と,生活習慣やさまざまな環境曝露による後天的な影響が関与している.これらの要因を解明するための基盤整備として国内外のグループがゲノムと複数の組織・細胞のエピゲノム,トランスクリプトームの三つのオミックス情報を用いた複合オミックス解析を進めている.本稿では世界で進行中のこれらのプロジェクトを紹介するとともに,我々いわて東北メディカル・メガバンク機構が進めている健常人コホート血液検体を用いた3層オミックス解析についても紹介する.

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