生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 89(3): 400-413 (2017)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2017.890400

総説Review

BMPシグナルの多彩な機能——初期発生から骨格形成までDiverse functions of BMP signaling during body morphogenesis

ミシガン大学歯学部生命材料学科マウス発生遺伝学研究室教授University of Michigan School of Dentistry Dept. of Biologic and Materials Sciences ◇ 4222A Dental, 1011 N. University Ave., Ann Arbor, MI 48109–1078 U.S.A.

発行日:2017年6月25日Published: June 25, 2017
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BMP(bone morphogenetic protein)が骨を作る因子として発見されてほぼ50年,遺伝子が単離され,受容体やシグナル経路の実態がわかるにつれ,BMPの機能は想像以上に多様であることがわかってきた.本稿では筆者が行ってきたマウスモデルを用いた解析を中心に,BMPの持つ多彩な機能を初期胚でのパターニング,顔面発生,骨格発生とその維持といった三つの側面から歴史的な展開も含めて解説する.また,最後にBMPシグナルが暴走したために引き起こされる疾患,異所性骨化についてふれ,臨床治療の試みについても述べる.

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