生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

Online ISSN: 2189-0544 Print ISSN: 0037-1017
公益社団法人日本生化学会 The Japanese Biochemical Society
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル3階 Ishikawa Building 3F, 5-25-26 Hongo, Bunkyo-ku Tokyo 113-0033, Japan
Journal of Japanese Biochemical Society 90(3): 290-296 (2018)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2018.900290

特集Special Review

遷移金属含有型ガス分子センサータンパク質によるシグナルセンシングSignal sensing by transition metal-containing gas sensor proteins

自然科学研究機構生命創成探究センターExploratory Research Center on Life and Living Systems, National Institutes for Natural Sciences ◇ 〒444–8787 愛知県岡崎市明大寺町東山5–1 ◇ 5–1 Higashiyama, Myodaiji, Okazaki, Aichi 444–8787, Japan

発行日:2018年6月25日Published: June 25, 2018
HTMLPDFEPUB3

生物の外部シグナル応答系においては,アミノ酸のみから構成される単純タンパク質がセンサータンパク質として機能する場合に加え,フラビン,ヘム,鉄硫黄クラスター等の補欠分子族を含む複合タンパク質がセンサータンパク質として機能する場合も多い.これらの補欠分子族は,アミノ酸のみから構成される単純タンパク質では感知できないシグナル(可視光,O2,CO等の気体分子など)を感知するために利用されている.本稿では,このような補欠分子族を含むセンサータンパク質の中でも特に,ヘム,鉄硫黄クラスター,非ヘム鉄をセンサー素子として利用している,代表的なガス分子センサータンパク質を取り上げ,ガス分子センシングにおいて遷移金属がどのような役割を果たしているかについて解説する.

This page was created on 2018-05-07T13:03:29.789+09:00
This page was last modified on 2018-06-18T09:32:02.364+09:00


このサイトは(株)国際文献社によって運用されています。