生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

Online ISSN: 2189-0544 Print ISSN: 0037-1017
公益社団法人日本生化学会 The Japanese Biochemical Society
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル3階 Ishikawa Building 3F, 5-25-26 Hongo, Bunkyo-ku Tokyo 113-0033, Japan
Journal of Japanese Biochemical Society 90(5): 674-682 (2018)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2018.900674

総説Review

高等真核生物における巨大分子の分泌機構Mechanisms of large cargo secretion from the ER in higher eukaryotes

秋田大学大学院医学系研究科情報制御学・実験治療学講座Department of Biological Informatics and Experimental Therapeutics, Graduate School of Medicine, Akita University ◇ 〒010–8543 秋田県秋田市本道1–1–1 ◇ 1–1–1 Hondo, Akita 010–8543, Japan

発行日:2018年10月25日Published: October 25, 2018
HTMLPDFEPUB3

分泌タンパク質は小胞体で合成されたのち,COPII被覆小胞によってゴルジ体へ輸送される.COPII小胞の形成機構は出芽酵母からヒトに至るまで高度に保存されており,詳細に解析されてきた.一方で,高等真核生物に特有の分泌タンパク質の中には,コラーゲンやキロミクロンのように通常のCOPII小胞に入りきらない巨大な分子も存在する.このような巨大分子の分泌機構は,長らく不明であった.最近,巨大分子の分泌に特異的に関与する因子が相次いで報告され,そのメカニズムが解明されつつある.本稿では,我々の研究も含めて現在までに巨大分子の分泌機構について明らかになってきたこと,および今後の課題について概説する.

This page was created on 2018-08-28T11:30:05.822+09:00
This page was last modified on 2018-10-17T13:57:24.224+09:00


このサイトは(株)国際文献社によって運用されています。