生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 91(5): 602-610 (2019)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2019.910602

特集Special Review

オートファゴソーム形成機構の最新像The latest image of the mechanisms of autophagosome formation

東京工業大学生命理工学院School of Life Science and Technology, Tokyo Institute of Technology ◇ 〒226–8501 神奈川県横浜市緑区長津田町4259 B-20 ◇ B-20 4259 Nagatsutacho Midoriku, Yokohama, Kanagawa 226–8501, Japan

発行日:2019年10月25日Published: October 25, 2019
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オートファゴソームの形成はマクロオートファジーを象徴するイベントである.隔離膜と呼ばれる小さな扁平状の膜小胞が分解対象を飲み込むように大きく伸展し,球状となり,閉じて,二重膜小胞であるオートファゴソームが完成する.マクロオートファジーの誘導機構や,完成したオートファゴソームとリソソーム/液胞との融合機構についてはここ数年で理解が大きく進んだ.一方,オートファゴソーム形成におけるダイナミックな膜動態を支えるメカニズムにはいまだ多くの謎が残されている.しかしながら,最近の研究によりその全容解明の糸口がみえてきた.本稿では,前駆体膜の形成から隔離膜の伸張,そして閉鎖まで,オートファゴソーム形成機構の最新像を紹介する.

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