生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 91(5): 611-619 (2019)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2019.910611

特集Special Review

オートファジーの構造生物学第二章Structural biology of autophagy, Chapter II

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発行日:2019年10月25日Published: October 25, 2019
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オートファジーの最大の特徴は二重膜オルガネラであるオートファゴソームの新生を伴う点であり,その過程には6種類のAtg機能グループが関与している.これらの構造生物学研究は,まず2種類,すなわちユビキチン様のAtg8およびAtg12結合反応系について進展し,筆者は2013年に本誌の総説で紹介した.その後の5年間は研究が他の機能グループへと急速に発展し,特にオートファジーの始動を担うAtg1複合体や,オートファゴソーム膜の伸長に直接関与するAtg2の構造研究の進展により,研究はいよいよオートファゴソーム形成機構の核心に迫るフェーズに突入した.本稿では,“オートファジーの構造生物学第二章”と題して,最近5年間のオートファジーの構造生物学研究の進展をまとめるとともに,そこから提起されたオートファゴソーム形成の分子機構を紹介する.

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