生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 91(5): 659-665 (2019)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2019.910659

総説Review

タンパク質特異的な糖鎖修飾メカニズムProtein-specific glycosylation mechanisms

名古屋市立大学・大学院薬学研究科Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Nagoya City University ◇ 〒467–8603 名古屋市瑞穂区田辺通3–1 ◇ 3–1 Tanabe-dori, Mizuho-ku, Nagoya 467–8603, Japan

発行日:2019年10月25日Published: October 25, 2019
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糖鎖修飾はタンパク質の主要な翻訳後修飾の一つである.自然界に存在するタンパク質の半数以上は糖鎖による修飾を受けた糖タンパク質として存在しており,細胞分化や免疫などさまざまな生命現象において重要な役割を担っている.糖鎖はゲノムに直接コードされておらず,タンパク質のように設計図があるわけではない.それゆえ,糖鎖は分岐構造を持ち,同一タンパク質上においても著しい不均一性を示している.しかしながら一方で,タンパク質特異的な糖鎖修飾が認められる例も見いだされている.こうしたことから糖鎖構造の不均一性の中にも何かしらの規則性が存在することが示唆される.本稿では,徐々に明らかになりつつあるタンパク質特異的な糖鎖修飾機構について紹介する.

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