生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 92(1): 57-63 (2020)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2020.920057

特集Special Review

分岐型ユビキチン鎖とアセチル化ユビキチンBranched ubiquitin chains and acetylated ubiquitin

星薬科大学先端生命科学研究所Institute for Advanced Life Sciences, Hoshi University ◇ 〒142–8501 東京都品川区荏原2–4–41 ◇ 2–4–41 Ebara, Shinagawa-ku, Tokyo 142–8501, Japan

発行日:2020年2月25日Published: February 25, 2020
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ユビキチン修飾は生体に必須の翻訳後修飾であり,多様な構造(モノユビキチンと8種類の連結によるポリユビキチン鎖)をとることにより,プロテアソーム依存性タンパク質分解のみならず,シグナル伝達や選択的オートファジーなど多彩な生物学的機能をつかさどっている.このようなユビキチン鎖高次構造に埋め込まれた多様な機能情報はユビキチンコードと称される.近年,ユビキチン自身が翻訳後修飾を受けることや,枝分かれしたユビキチン鎖(分岐鎖)や混合鎖といった複雑なユビキチン鎖が相次いで発見され,ユビキチンコードのさらなる多様性が明らかになってきた.本稿では,我々が最近報告した分岐型ユビキチン鎖およびアセチル化ユビキチンについて,細胞内機能や作用メカニズムの観点から紹介する.

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