生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 92(1): 64-74 (2020)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2020.920064

特集Special Review

ヒト脱ユビキチン化酵素タンパク質アレイの開発とその応用例Development and application of a protein array of human deubiquitinating enzyme

1愛媛大学プロテオサイエンスセンターProteo-Science Center, Ehime University ◇ 愛媛県松山市文京町3番 ◇ Japan, 3 Bunkyo-cho, Matsuyama, Ehime 790–8577, Japan

2大阪市立大学大学院医学研究科分子病態学Department of Pathobiochemistry, Graduate School of Medicine, Osaka City University ◇ 大阪府大阪市阿倍野区旭町1–4–3 ◇ 1–4–3 Asahi-machi, Abeno-ku, Osaka 545–8585, Japan

発行日:2020年2月25日Published: February 25, 2020
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脱ユビキチン化酵素(DUB)は,タンパク質分解やシグナル伝達の活性化などのユビキチン化修飾を介した細胞応答を負に制御する重要な因子として注目されている.また,DUBの高発現や異常な活性化が,がんや神経疾患などを誘導することが明らかとなっており,創薬ターゲットとしても注目されている.我々はコムギ無細胞系を用いてヒトのDUBの約8割を網羅する83種類の組換えタンパク質を合成し,DUBタンパク質アレイを作製した.このDUBタンパク質アレイについて,8種類の重合様式の二量体ユビキチンを基質として,76種類のDUBについて活性を検出し,そのユビキチン鎖特異性を明らかにした.さらに,このDUBタンパク質アレイを応用することで,DUBを阻害する化合物のDUB特異性評価パネルを作製した.

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