生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

Online ISSN: 2189-0544 Print ISSN: 0037-1017
公益社団法人日本生化学会 The Japanese Biochemical Society
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル3階 Ishikawa Building 3F, 5-25-26 Hongo, Bunkyo-ku Tokyo 113-0033, Japan
Journal of Japanese Biochemical Society 93(4): 466-475 (2021)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2021.930466

総説Review

タンパク質分解機構Golgi membrane-associated degradation(GOMED)の分子機構と生理機能Molecular mechanisms of Golgi membrane-associated degradation (GOMED) and its physiological relevance

東京医科歯科大学難治疾患研究所病態細胞生物Tokyo Medical and Dental University, Medical Research Institute, Pathological Cell Biology ◇ 〒113–8510 東京都文京区湯島1–5–45 ◇ 1–5–45 Yushima, Bunkyo-ku, Tokyo 113–8510, Japan

発行日:2021年8月25日Published: August 25, 2021
HTMLPDFEPUB3

オートファジーは,リソソームを利用し,自己構成成分を分解する細胞機能であり,小胞体膜を起源としてAtg5分子などを用いて実行される.一方,我々は,同様にリソソームを利用し,自己構成成分を分解するものの,ゴルジ体膜を起源としてAtg5分子などを用いないGolgi membrane-associated degradation (GOMED) pathwayを発見した.GOMED実行には,Ulk1, Wipi3, Rab9などが関わっている.両者が分解する蛋白質の種類は異なっているために生体での役割は自ずと異なってくる.GOMEDはインスリン分泌制御や神経細胞の維持,赤血球分化など幅広い生命現象において決定的な役割を果たしている.

This page was created on 2021-07-01T10:38:18.048+09:00
This page was last modified on 2021-08-11T13:19:48.000+09:00


このサイトは(株)国際文献社によって運用されています。