生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 94(2): 170-179 (2022)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2022.940170

特集Special Review

ミトコンドリアを介したオルガネラ間の連携Cooperation of mitochondria-organelle contacts

東京薬科大学生命科学部再生医科学研究室Laboratory of Regenerative Medicine, School of Life Sciences, Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences ◇ 〒192–0392 東京都八王子市堀之内1432–1 ◇ 1432–1 Horinouchi, Hachioji, Tokyo 192–0392, Japan

発行日:2022年4月25日Published: April 25, 2022
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ミトコンドリアは細胞内でATPを合成する細胞小器官(オルガネラ)であり,生体内でさまざまな形態をとることによりそれぞれの細胞の状態に沿った機能を発揮する.ミトコンドリアが正常に機能するためには,ミトコンドリアの融合・分裂といった動態制御や,ミトコンドリア膜の形成に必須な脂質の生合成,ATP産生に関わるカルシウムの取り込みが必要である.ミトコンドリアと小胞体とのコンタクトはミトコンドリアの動態制御,脂質やカルシウムの輸送を担うことが明らかである.ミトコンドリアと小胞体との連携の破綻は疾患との関連が報告されており,オルガネラ間コンタクトを標的とした治療が期待されている.本稿では,ミトコンドリアを中心としたオルガネラ間コンタクトの役割について紹介する.

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