生化学 SEIKAGAKU
Journal of Japanese Biochemical Society

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Journal of Japanese Biochemical Society 94(2): 258-270 (2022)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2022.940258

総説Review

タンパク質分解技術と創薬PROTAC/SNIPER化合物の開発Targeted protein degradation and drug discovery

東京大学大学院薬学系研究科Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo ◇ 〒113–0033 東京都文京区本郷7–3–1 ◇ 7–3–1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113–0033, Japan

発行日:2022年4月25日Published: April 25, 2022
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抗体,小分子阻害剤開発による創薬は大きな成功を収めているが,これらの薬剤の標的分子は細胞が発現するタンパク質の22%程度でしかなく,それ以外のタンパク質はいわゆるアンドラッガブルな標的とみなされてきた.近年開発されたタンパク質分解技術では,アンドラッガブルな標的タンパク質を分解する化合物(PROTAC, SNIPER, E3モジュレーターなど)を開発することができるため,創薬の新しいプラットフォーム技術として大きな注目を集めている.本稿ではさまざまな化合物による標的タンパク質分解機構を紹介し,筆者らが開発した各種SNIPER化合物を中心にタンパク質分解医薬品の特徴などについて説明する.

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