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公益社団法人日本生化学会
Journal of Japanese Biochemical Society 96(3): 394-398 (2024)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2024.960394

みにれびゅう

マイトファジーによるミトコンドリア分解の機構

1新潟大学大学院医歯学総合研究科 ◇ 〒951–8510 新潟市中央区旭町通1–757

2九州大学大学院医学研究院 ◇ 〒812–8582 福岡市東区馬出3–1–1

発行日:2024年6月25日
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1. はじめに

ミトコンドリアは,エネルギー産生を行うとともに,代謝,シグナル伝達,アポトーシスなど,さまざまな細胞内プロセスにおいても重要な役割を果たす.一方,エネルギー産生の代償として発生する活性酸素により,ミトコンドリアは絶えず傷害を受け,機能低下を余儀なくされる.損傷したミトコンドリアが蓄積すると,活性酸素の漏出や細胞内プロセスの欠損を引き起こすリスクが生じる.そのため,ミトコンドリアの質や量の管理は,細胞の健全性維持に重要な要素といえる.

ミトコンドリアの質や量を制御する機構の一つに,オートファジーによる選択的な分解(マイトファジー)がある.オートファジーは異化経路の一つで,まず細胞質内に隔離膜と呼ばれる脂質膜構造を構築する(図1A

).隔離膜は伸長して球状の二重膜小胞(オートファゴソーム)となり,細胞質成分の一部を封入する.オートファゴソームが,分解酵素を豊富に含むリソソームあるいは液胞と融合することで,封入された成分は分解される.多くの場合,伸張する隔離膜近傍に偶然存在する成分が非選択的にオートファゴソームに封入される.一方,ミトコンドリアや小胞体といった細胞小器官(オルガネラ)は,それぞれに特異的な機構により選択的に認識,封入され,分解に至る.本稿では,主に酵母細胞の因子探索で明らかになってきたマイトファジーの機構について概説する.

Journal of Japanese Biochemical Society 96(3): 394-398 (2024)

図1 オートファジーによる細胞質成分の分解

(A)細胞質で構築される隔離膜は,伸長してオートファゴソームになる.オートファゴソームは液胞あるいはリソソームと融合し,隔離した細胞質成分を分解する.(B)出芽酵母のマイトファジー受容体Atg32はミトコンドリア外膜に局在し,隔離膜上のAtg8と結合することで,伸張する隔離膜をミトコンドリアに係留する.(C)Atg32はAtg11との結合を介して隔離膜の形成起点をミトコンドリアにリクルートする.(D)出芽酵母(Atg32),分裂酵母(Atg43),哺乳類(BNIP3, NIX)のマイトファジー受容体.いずれもC末端の膜貫通領域でミトコンドリア外膜に局在し,N末端のAIMを介して隔離膜と結合する.

2. 受容体がミトコンドリアに隔離膜を係留する

オートファゴソームの形成を担う因子は,大隅良典博士のグループが中心となり,単細胞真核生物である出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)の解析によって同定された.コアATG(autophagy related)因子と名づけられたこれらの多くは,動植物でも高度に保存されており,オートファジーの機構と役割の解明に貢献してきた.ミトコンドリアのようなオルガネラをオートファジーで分解するためには,コアATG因子に加えて,各オルガネラで特異的に機能する因子が別途必要になる.

出芽酵母の遺伝子破壊株ライブラリーを用いた網羅的な探索から,マイトファジーに特異的に必要なタンパク質Atg32が同定されている1, 2)

.Atg32はC末端の膜貫通領域を介してミトコンドリア外膜に局在し,細胞質に配向するN末端領域に,コアATG因子の一つAtg8と直接結合するアミノ酸配列(Atg8-family interacting motif:AIM)を有する.Atg8は隔離膜の成分の一つで,膜中のリン脂質と共有結合している.したがって,Atg32はAtg8を介して隔離膜をミトコンドリア上に係留し,隔離膜がミトコンドリアを取り囲むように伸長する反応を安定化する(図1B).また,Atg32はAtg11とも結合することができる.Atg11はさまざまなコアATG因子群が集合する際の足場となり,隔離膜形成の起点として機能する.したがって,Atg32はAtg11を介して隔離膜形成の場をミトコンドリアにリクルートするといえる(図1C).Atg32のように,選択的オートファジーの標的と隔離膜形成・伸長の場とを橋渡しする因子は,受容体と呼ばれる.

3. 受容体を介したマイトファジーの誘導制御

出芽酵母では,Atg32に加え,ペルオキシソーム,核膜,小胞体をそれぞれ分解する選択的オートファジーの受容体としてAtg36, Atg39, Atg40が同定されている3, 4)

.いずれも,オルガネラの表面に局在し,Atg11を介して隔離膜の形成起点を各オルガネラへとリクルートし,Atg8との結合を通じてオルガネラに沿った隔離膜伸長を促進する.哺乳類や植物においても,選択的オートファジーの受容体が多数見つかっている.これら受容体に広く共通するのはAIMを有する点で,いずれも分解対象と隔離膜とをリンクすると考えられる.また,受容体の中にはAtg8に加えてAtg11様タンパク質や他のコアATG因子と結合できるものがあり5),分解対象の近傍に隔離膜形成の場を構築することの重要性が明らかになってきた.

マイトファジーの制御は,受容体の発現時期や量を通じて行われる.Atg32の場合,発現は転写レベルで制御され,DNA結合タンパク質Ume6とヒストン脱アセチル化酵素複合体Sin3-Rpd3が転写を抑制する6)

.栄養応答を担うシグナル伝達経路により,この抑制機構が解除されると,Atg32の発現が上昇してマイトファジーが誘導される.さらに,Atg32はリン酸化やユビキチン化による翻訳後調節も受ける.とりわけ,カゼインキナーゼ2(CK2)によるAtg32のリン酸化はAtg32とAtg11との結合に必須である7).このリン酸化は,ホスファターゼPpg1を含むタンパク質複合体によって負に制御される.富栄養条件下ではAtg32が脱リン酸化状態に維持されるが,飢餓時にはホスファターゼ複合体がAtg32に作用できなくなり,リン酸化Atg32が優位になるためマイトファジーが活性化される8)

哺乳類の場合には,マイトファジー受容体であるBNIP3とNIXが転写因子HIF-1αによる低酸素ストレスに応じた発現誘導を受ける.また,リン酸化を介してタンパク質安定性や隔離膜との結合能が調節される.さらに,二量体化やオルガネラ膜への輸送を介した制御,FBXL4を含むユビキチンリガーゼ複合体による分解制御も明らかになってきた9, 10)

.一方,ユビキチン結合ドメインを持つ受容体であるOPTNやNDP52などは,機能低下により膜電位を失ったミトコンドリアへと特異的に局在化することで,損傷ミトコンドリアを分解に導く.この局在化には,それぞれが遺伝性パーキンソン病の原因遺伝子産物であるPINK1キナーゼとParkinユビキチンリガーゼによるミトコンドリア外膜タンパク質のユビキチン化が契機となる11).このように,受容体はマイトファジーの活性調節や時空間的制御の鍵となる.

4. 分裂酵母のAtg43はマイトファジー受容体として機能する

長らく,選択的オートファジーに関する知見は,受容体とその制御因子に限られていた.筆者らは,新たなマイトファジー関連因子を同定するため,出芽酵母とは進化系統的にかけ離れた単細胞真核生物である分裂酵母(Schizosaccharomyces pombe)を解析対象にし,遺伝子破壊株ライブラリーを用いた網羅的探索を行った.その結果,それまで機能未知であったタンパク質Atg43とAtg44を同定した.両者はマイトファジーに必須のミトコンドリアタンパク質で,それぞれ外膜と膜間腔に局在する.

機能解析から,Atg43は分裂酵母のマイトファジー受容体であることが明らかになった12)

.他生物種の受容体とは配列上の相同性はないものの,「C末端の膜貫通領域で外膜に係留され,N末端の細胞質側領域にあるAIMを介してAtg8と結合する」という点で,Atg43はAtg32やBNIP3, NIXなどと類似する(図1D).また,Atg43の機能欠損によるマイトファジー不全は,別の外膜タンパク質の細胞質側にAIMを付加する,あるいはAtg8をFis1のような外膜タンパク質と人為的に結合させることで補うことができた.したがって,Atg43の主要な機能は,伸長する隔離膜をミトコンドリアにつなぎ止めて封入を促進することといえる.一方でAtg43は,出芽酵母のオルガネラ分解の受容体とは異なり,Atg11との物理的あるいは機能的な相互作用が検出されないことから,他の隔離膜形成因子と結合する可能性がある.

Atg43はミトコンドリア上で受容体以外の機能も担っており,進化の過程で後天的にAIMや受容体機能を獲得したと推測される.各生物がどのようにしてオルガネラごとに適切な受容体を選択・獲得してきたかについても,興味が持たれる.

5. Atg44(mitofissin)はマイトファジーに必要なミトコンドリア分裂を促進する

機能・構造解析から,Atg44はミトコンドリア分裂を促進する因子であることがわかった13)

.一般的に,ミトコンドリアはオートファゴソームのサイズに比べてはるかに大きい.そのため,マイトファジーの際にミトコンドリアを小胞内に封入するには,ミトコンドリアを分裂させて収納可能なサイズの断片を形成する必要がある.通常,ミトコンドリアは分裂と融合を繰り返すことで,形態をダイナミックに変化させる.ダイナミン様タンパク質Dnm1(哺乳類ではDRP1)は一般的なミトコンドリア分裂を担うが(図2A),マイトファジーには必須でない.一方,マイトファジーが誘導された哺乳類細胞において,伸張する隔離膜近傍のミトコンドリア領域でDRP1に依存しない分裂が生じる様子が観察されていた(図2B14).こうしたマイトファジーの際に生じるミトコンドリア分裂の機構は長らく謎であった.

Journal of Japanese Biochemical Society 96(3): 394-398 (2024)

図2 mitofissinによるミトコンドリア分裂

(A)Dnm1によるミトコンドリア分裂.ダイナミン様タンパク質Dnm1が重合してリングを形成し,ミトコンドリアの一部をくびりとる.(B)マイトファジーの際に生じるミトコンドリア分裂.隔離膜が伸長する箇所でミトコンドリアの一部が分裂し,オートファゴソームの中に収納される.(C)ミトコンドリア膜間腔(外膜と内膜の間の領域)に局在する脂質膜リモデリング因子Atg44/mitofissinが内膜に作用することで,マイトファジーに必要なミトコンドリア分裂が生じる.

分裂酵母Atg44欠損株のミトコンドリアは異常な形態を示したため,Atg44がミトコンドリア分裂に関与する可能性を検証した.まず,Atg44を強制発現するとミトコンドリアの過剰な分裂による断片化が生じた.また,精製したAtg44はin vitroで脂質膜に直接作用し,膜の切断や分裂を引き起こす活性を示した.さらに,Atg44欠損株のマイトファジー不全は,人為的にミトコンドリアを断片化することで回復した.以上から,Atg44はミトコンドリア分裂を促進し,オートファゴソーム内に収納可能なミトコンドリア断片を作ることが示唆された.

Atg44に類似したタンパク質は菌類に加え,細胞性粘菌,緑藻などにもみられるため,これらをmitofissin(mitochondrial fission protein)と名づけた.出芽酵母のAtg44/mitofissin欠損株でもマイトファジーは生じないため,mitofissinの機能が広く保存されている可能性がある.出芽酵母のAtg44欠損株では,Atg32が正常にAtg11と結合し,隔離膜の形成起点がミトコンドリアにリクルートされる.しかし,Atg32や隔離膜が局在するミトコンドリア領域は,周囲から飛び出した突起状の異常形態を示す.これは,分裂するはずのミトコンドリア領域が切り離されず,本体とつながった状態で隔離膜に包まれずに滞っていると解釈できる.したがって,mitofissinは少なくとも酵母細胞において,マイトファジー誘導時の隔離膜伸長とカップルしたミトコンドリア分裂を担うと結論した(図2C

).

Atg44は73アミノ酸からなるマイクロタンパク質で,疎水性面と親水性面を持つ両親媒性の構造を特徴とする.溶液中および結晶内では疎水面を内部に向けた八量体として存在するものの,膜に作用する際には四量体あるいはそれ以下の状態で,露出した疎水面が脂質膜に作用すると推定された.この作用が膜の脆弱性を誘起し,切断や分裂を引き起こすと考えられる.Atg44は曲率の高い脂質膜や,ミトコンドリア内膜に豊富なリン脂質カルジオリピンを含む膜に好んで結合する.Atg44を強制発現した哺乳類細胞の観察からも,Atg44がミトコンドリア膜間腔で内膜に作用することが示唆されている.こうした特性により,mitofissinはミトコンドリアの内側からマイトファジーの標的領域の分裂に寄与すると考えられる(図2C

).今のところ,外膜上で進行する隔離膜の伸長と,ミトコンドリア分裂とをカップルさせる機構は不明である.また,高等生物のmitofissin相同因子も同定できていない.類似した機能を果たすタンパク質あるいはメカニズムがマイトファジーを促進していると推測される.

6. おわりに

酵母を利用した解析から,マイトファジーの主要な機構として,受容体が担う「隔離膜の形成と伸長をミトコンドリアに係留する過程」に加えて,脂質膜リモデリング因子mitofissinが担う「ミトコンドリア形態制御の過程」が存在することが明確になった.これはマイトファジーに限らず,核膜や小胞体の選択的オートファジーにおいても同様で,受容体による隔離膜の係留の他に,受容体自身あるいは受容体以外の脂質膜リモデリング因子が行う膜の形態制御が,標的領域の封入に必須であることが明らかになりつつある15, 16)

近年,哺乳類細胞においても網羅的な因子探索が容易になってきた.今後,生物種を問わず,マイトファジーやその他の選択的オートファジーに関与する因子が次々と同定され,分解の機構や制御の詳細,生物種間の共通性と多様性が明らかになっていくと予想する.また,細胞や個体におけるマイトファジーの生理的役割の解明に加え,パーキンソン病のような神経変性疾患やミトコンドリア病のような疾患の治療への応用も期待される.

謝辞

筆者らの研究遂行にご協力をいただいた共同研究者の方々に深く感謝いたします.また,クラウドファンディングを通じてご支援を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます.

引用文献

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2) Kanki, T., Wang, K., Cao, Y., Baba, M., & Klionsky, D.J. (2009) Atg32 is a mitochondrial protein that confers selectivity during mitophagy. Dev. Cell, 17, 98–109.

3) Motley, A.M., Nuttall, J.M., & Hettema, E.H. (2012) Pex3-anchored Atg36 tags peroxisomes for degradation in Saccharomyces cerevisiae. EMBO J., 31, 2852–2868.

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著者紹介

福田 智行(ふくだ ともゆき)

新潟大学大学院医歯学総合研究科 准教授.博士(生命科学).

略歴

奈良県出身.2000年京都大学理学部卒業.05年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了.理化学研究所,カロリンスカ研究所で博士研究員,奈良先端科学技術大学院大学助教を経て16年より現職.

研究テーマと抱負

細胞の増殖制御や栄養応答に興味を持って研究を行っています.酵母という極めてシンプルな生命モデルを用いた解析から,真核生物に普遍的な現象を理解することで,生命の本質を解き明かしたいです.

ウェブサイト

https://researchmap.jp/life

趣味

散歩.

神吉 智丈(かんき ともたけ)

九州大学大学院医学研究院 教授.博士(医学).

略歴

1997年九州大学医学部卒業.産婦人科で研修後,2003年九州大学大学院医学研究科修了.コロンビア大学とミシガン大学でポスドク後,九州大学病院助教,新潟大学テニュアトラック教授,新潟大学教授を経て24年より現職.

研究テーマと抱負

ミトコンドリア病や神経変性疾患の治療を目指し,酵母,線虫,哺乳類細胞,マウスなど多くのモデル生物を利用して,劣化したミトコンドリアを分解するしくみであるマイトファジーに着目して研究を進めています.

ウェブサイト

https://www.med.niigata-u.ac.jp/mit/

趣味

ドライブ.

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